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私が帰る理由

第13章 第三次試験 予選 part2


なら シカマル
 vs
キン・ツチ


「あーあ。めんどくせぇ.....」


「第6回戦 シカマル対キン開始」
シカマルは影真似の術で、キンを攻める



シカマルは状況を分析する。キンも千本と鈴の音で攻撃をする
一時シカマルが押されている様に思えた


が.....



「ようやく影真似の術成功」
影でキンを拘束した

「だがこれでどうやって勝つというんだ?同じ動きをするだけだ」

「うるせーよ。黙って見てろ」
シカマルは自らのホルスターへ手を伸ばし、手裏剣を持つ
だがそれは同じ動きをする相手も一緒

「手裏剣の差し合いだ」
「馬鹿!よせ!」

手裏剣をお互いが投げ合い手裏剣が交差する

そしてシカマルは上半身を後ろへ倒し回避。
同じ動きをするキンも上半身を後ろへ倒し回避。

だが

ゴツン!!

キンは真後ろの壁に激しく後頭部をぶつけ気絶した

「へへ!一丁上がり!。
忍びならな、状況や地形を把握して戦いやがれ。
同じ動きはしても、後ろの壁の距離は違ったんだよ。
手裏剣は意識を逸らす為に利用しただけだ」

「勝者奈良シカマル」



「シカマル!いいわよ!カッコいい!」
歓声が挙がる

(本当に面白い子だ.....)
ヨルは静かに口角が上がる

「アスマ」
「なんだヨル」
「あの子.....しっかり育てなよ」
「嗚呼....アイツは磨けば誰より化けそうだ」

シカマルは怠そうに、欠伸をしながら帰ってきた
「おかえりシカマル」
チョウジは笑顔で迎える

(状況判断や分析力.....もしかすると彼は中忍か.....
これから面白く成長するな....)
ヨルは考え込みながらシカマルを見ていた。
「ん?」
シカマルもその視線に気付いたのか、ヨルの方を見る。

「!.....(ニコッ)」
お互い目が合い、ヨルはシカマルへ微笑む

「!////めんどくせぇ///」
シカマルは綺麗なヨルの笑みに赤面し、顔を背けた
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