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私が帰る理由

第13章 第三次試験 予選 part2


そしてサクラの身体に入ってるいのは、右手をすっと挙げ
「私.....春野サクラはこの試合、棄権し」

「ダメだぁあ!サクラちゃん!そんなサスケバカオンナに負けたら女が廃るぞ!」
ナルトが大きな声で、サクラに語りかけた。

「アイツうっさいわね.....」
ナルトが何を言っても、手が挙がる

だが.....




グッ!
サクラ.....もとい、いのは頭を抱えた。

「この悪寒何?.....サ、サクラ!アンタまさか!」
頭を抱え続ける







(ナルト奴うるさいわね.....それにしてもそう。私がいのなんかに.....
こんな所で.....ヨルさんがいる目の前で負けるわけにはいかない!)

「どうしたんですか?棄権ですか?」

「っっぐ!ぬぬっ.....なぁぁああああ!.....棄権なんかして.....
たまるもんですかぁぁ!!」
サクラが拳を握り、気力でいのに打ち勝つ

(しゃーんなろーー!!いの!私の中から出て行きなさい!!
このままだと、えらい目に合うわよ!!!!)

「どうしたんだ?いのの奴?」

(!!そんな!!サクラ、アンタ!
ダメだ!これじゃ私の精神が保たない!!)

「解!!」

いのの精神が、身体へ戻る
両者が息荒く地に座り込む....



「そんな馬鹿な!いのの術を破るなんて!」
「チャクラ不足だったて事か?」
アスマとシカマル、チョウジは心配そうに見つめる



「.....精神が2つあるなんて.....アンタ何者よ?」
息を荒くしながら、いのは問う

「ふん.....美しさと並び立つ強さ。
女の子はタフじゃないと生き残れないのよ.....
それに憧れてる人の前で、負けた姿なんて.....見せたく無いのよ」
サクラは、自分の額当てを優しく撫でる

そこには試合前のおまじないがサクラを強くした

「..........」
ヨルは優しく微笑む
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