第13章 第三次試験 予選 part2
そうこうしている内に掲示板が動き出す
つるぎ ミスミ
vs
カンクロウ
(砂の傀儡使いか.....まぁ勝つな)
掲示板を横目にカカシたちの元へ歩く
「試合続行不能により、勝者カンクロウ」
ハヤテの言葉で試合が終わる。
カンクロウの見事な傀儡術で、勝利した
「まったく全く。どいつもこいつも、変な奴ばっかりだってばよ」
「お前が言うなよ」
「確かにな」
「言えてる」
「ヨル姉ちゃんとサクラちゃんまで.....」
笑い合い場が和む
「って笑ってる場合じゃないな.....」
カカシはサクラの肩に手を置き、その手の人差し指で掲示板を指す。
サクラは人差し指伝いで、指してる方を見る
やまなか いの
vs
はるの サクラ
掲示板に記された
サクラは少し戸惑いの様子があった。
「不安かサクラ」
見かねたヨルは優しく諭す
「..........」
「おいで。サクラ」
壁にもたれて居たヨルは、サクラに向き直し目線合わす様に屈む
サクラもヨルの元へ行く
「..........ヨルさん私.....」
「大丈夫。いのはライバルなんだろ?そのままサクラの思いをぶつけたらいい」
「うん.....」
それでも少し不安な様子
あまりない実践.....
場の雰囲気.....
そして.....
山中いのという存在.....
「サクラ....おまじない」
「え?」
ちゅっ
「!」
ヨルは目を閉じ、静かにサクラの額に唇を落とす
「ヨルお前ね.....」
「姉ちゃん色っぽい///」
「な、なんという!////」
カカシやナルトは兎も角、リーまでもが顔を赤く染める
「元気出たか?私のおまじないは女の子限定なんだ。
効き過ぎるから注意しろよ」
「うん!ありがとう!」
決意を胸に抱きサクラは降り立つ