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私が帰る理由

第12章 ※第三次試験 予選 part1


ヨルside

シノの勝利を確信し、封印術を施しているであろうカカシのもとへ行く。

「炎出てこい」
ポンッ
炎が煙と共に現れる

「お呼びですか主人」

「多分サスケは疲労感で、くたびれてるはずだ。
医療班にサスケを預け、暗部の護衛に着かせろ。
右腕からの命令だと言えばいい」

「仰せのままに.....」

「いつも悪いな.....炎」

「何を仰いますか!?主人のご命令ならば」
ヨルは炎に抱きつく.....

「あ、主人?」

「すまない。人に頼るのが苦手だ。炎に甘えられる.....」

「はい。私に頼って下さい.....私だけでいい」
(このまま私だけを見ていればいいのに.....)

「後、これから行く先は、大蛇丸もいる。私の事は気にせずサスケを守れ」

「御意」






「いつか彼らは私を求める。
それと私を殺すですって?出来ればの話だけど.....」

大蛇丸の声だ.....
流石伝説の三人か.....殺気が化け物だ.....
あのカカシでさえ、震えている

「ヨルちゃんを手に入れる為には.....
カカシ君.....貴方邪魔ね....
悪いわね。ヨルちゃん」

あの蛇野郎.....約束破るな.....
怒りを三叉槍に流しカカシと大蛇丸の間に勢いよく投げる



「大蛇丸.....言ったはずだ.....
大切な者を傷つけるなら、容赦なく貴方を殺すと」

大蛇丸を睨みつける.....

「また会ったはね。ヨルちゃん.....
ごめんなさい。少し挑発したかっただけよ」

「.....」

「ヨル.....」

「炎頼んだ」
炎は大きく飛び出しサスケの元へ降り立つ。
そして器用に背中に乗せた

「主人...ご武運を」
そういうと、炎とサスケは消え、私とカカシ、大蛇丸の三人だけになる
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