第12章 ※第三次試験 予選 part1
カカシside
地面にクナイで陣を描きその中央に、上半身裸のサスケを座らせる。オレは自らの血で呪印の術式を書き出した。
「よし。少しの辛抱だ。すぐ終わる」
少し不安そうなサスケを横目に、印を結ぶ。
封邪法印
サスケの呪印に手を翳す
「ぐぁぁあああああ!あああああ!!」
封邪法印完了
あまりの激痛と蓄積された疲労感で、サスケは意識を失い欠けてる
「今度再びその呪印が動き出そうとしても、その封邪法印が押さえ込むだろう。
但しサスケ。これはサスケの意思が礎にしている。お前が己の力を信じず呪印に頼ると、再び呪印は暴れ出す」
バタン.....
サスケは気を失い倒れた.....
「フン...柄にもなく相当疲れた様だな.....」
「封印の術も扱える様になるなんて.....
成長したじゃない。カカシ」
ゾクッ.....
嫌な気配だ.....
全身の細胞が警告音を鳴らしている
「お久しぶりね。カカシ君」
ゆっくりと声の方へ振り向く
「アンタ.....大蛇丸...」
やばいな...
これは....