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私が帰る理由

第12章 ※第三次試験 予選 part1


「「「「「「「!!!」」」」」」」

カカシとシカマルの言葉に、全員が驚きを隠せない

カカシは言う
「ヨル達が戦ってる場所は、酸素濃度6%
となると、ここの2階はもう少し高いが、精々10%前後だ。
可笑しくないか?バクタの言う通りなら、流石にオレらにも何かしら症状が出るはず.....なのにそんな素振りが見当たらない....と、なると考えられる事は一つ」


「!....そうか、白眼!」
「白眼!」
日向一族の2人は白眼を発動

「サスケ、写輪眼は使うな。オレが見る」
「写輪眼!」
カカシは発動



「これは!」
「?」
「ハハ...やっぱりヨルらしいね。どうも」

「な、何が見えるんだってばよ?」
「柵の先まで、手を伸ばしてみなさい」
その言葉に、各自手を伸ばした

ぼわぁん

「「「「「「「!!」」」」」」」
「これは白壁!」









「死ねぇえ!六棟ヨル!!」
バクタの毒突きがヨルへ襲う

「ヨル姉ちゃん!」










ニヤリ.....







ガシッ

「「「「「「「!!!」」」」」」」
「な、お前!!」
ヨルはバクタの右腕を掴んだ

バクタの腕越しから

ギロリッ

これ迄に無いほどの冷徹な邪眼で、バクタを見るヨル



「その技...もう通用しない
練流相殺(れんりゅうそうさい)」
バクタの右腕の術が一瞬にして消える

「う、嘘だろ.....?オレの術が....!」

ガバァッ

バクタは右手に気を取られ過ぎて、ヨルからの拳に気付かず、懐に入り数メートル宙に吹き飛んだ


跪着いていたヨルは、ゆっくりと立ち上がり前髪を掻き上げ、後ろ髪へ流した.....
「で、もう終わりか?」
皮肉たっぷりに言葉を言いながら.....
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