第12章 ※第三次試験 予選 part1
「聞きたい.....これがバクタ...お前が勝つ理由か?」
「違う.....
六棟ヨル.....この試合
棄権しろ」
「「「「「「「!!」」」」」」」
「普通は死んでも、しねえよな?最強の座を失うんだからよ!
だが、言った筈だ
『この戦いに置いて六棟ヨル。お前は負ける』って。
まぁこんな話ししてると、また酸素が無くなるぞ」
そう言い、バクタは右手に毒を溜め出した。毒突きの準備だ
「優しい最強さんよ?
今頃2階の会場まで、低酸素が充満してるんじゃねぇのか?」
「「「「「「「!!」」」」」」」
「成程....人質か」
「そうだ。今のこの場の酸素濃度教えといてやる
6%だ
普通の人間ならとっくに、くたばってるレベルだぜ。
2階の連中はそうだな..........
耳鳴りやら脱力感が来ても可笑しくねぇよ」
「..........」
ヨルは一切動かない
「そしたら.....そろそろ選択の時だぜ最強さん
試合破棄してアンタが負けるか
試合続行し2階連中が死ぬか
とは言っても、アンタはもう動けない。
俺の毒でぐちゃぐちゃに溶けるだけだ。
オレ的には綺麗な顔を残したいから首より上は、溶かさないでやるよ
さぁ...どうする.....?」
「..........」
「黙りか?まぁどちらも言えねえよな...
今から3つ数える。
天国へのカウントダンだ
3.....
2.....
1.....」
ニヤリ..........
「死ねぇえ!六棟ヨル!!」
バクタの毒突きが無防備なヨルを襲う