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テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第8章 年上彼女  * 越前 リョーマ


鼻にかかった甘い声
その声、もっと聞かせてよ

「くすっ。甘えん坊さんだね?」

「そんなことない」

「ダメだよ?」

まな板の上に包丁を置く先輩

「何がダメなの?」

本気じゃないくせに

ちゅっ、ちゅっ

わざと音をたてて、首すじや耳の後ろにキスをしていく

それだけじゃ満足できないと俺の下半身が脳に命令をしてくる

命令されるの嫌いなんだけど……

でも、その命令には逆らえるワケもなく
俺の右手は、胸を揉み始め
左手は、腰や太ももを撫でまわす

「もう、ダメだってば……」

「ダメじゃないよね?」

耳元で囁くと身体を跳ね上げ

「もう~意地悪だよ……?」

「なにが?」

「……う~」

小さく唸る声が、可愛い
照れてる証拠だよね?

「言ってくれないと分からないよ」

「……なまえ」

クスッ

「みみ……真っ赤だよ?」

「だから!意地悪なんだよ」

普段は、年上ぶるけど呼び捨てにすると
途端に態度がかわる

それが、可愛いんだけどね
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