• テキストサイズ

テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第8章 年上彼女  * 越前 リョーマ


トントントン……
リズミカルに聞こえてくる音

ふりふりのピンク色したエプロンを着けて
台所で料理をしているのは、俺の彼女であり
テニス部のマネージャー

両親が旅行に出掛けているって話をしたら

『じゃあ、夕飯作ってあげる』ってさ

ちょっと、嬉しい

なんてウソ
本当は、凄く嬉しい

でも、口にだしては言わない
恥ずかしいじゃん

「ふんふふんふ~ん」

鼻歌混じりに野菜を刻んでいる先輩の後ろ姿

ただ黙って見てるのもいいんだけど
ちょっと、つまんないかな

後ろから足音をたてずに近寄っていく

料理に夢中になっている先輩は、もちろん気付かない

「ねぇ、何を作ってくれるの?」

先輩を背中から抱きしめる

「うん?お鍋だよ」

俺が背中から抱きしめても平然として野菜を切っていくのが、ちょっと気に入らない

「何か、手伝う?」

「大丈夫だよ。リョーマくんは座ってて?」

余裕ぶってるよね?
俺は、先輩を抱きしめるだけで
心臓がバクバクしているのにさ

ちゅうっ

料理をするのに、髪を上げているから丁度いいや
白い首に音をたて、吸い尽く

「ん…もう」

/ 86ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp