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テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第7章 ムード作り  * 真田 弦一郎


俺の姿を見て笑った仁王は、許されるべきではないが、今は我慢をしようではないか

俺は、なんて心が広くなったのであろう
これもすべては、愛するのため
ああ…
なんて格好良いんだ、俺は……

「自己陶酔しとるとこ、すまんが……」

「……はっ!?…ん…ゴホン!!なんだ仁王?」

「さっそく、始めるからこっちにきんしゃい」

仁王の後をついて行くと誰も近寄らない空き教室

中に入ると

「赤也?」

「ちぃーす」

目線は、俺に合わせたまま頭だけ下げる

「こらっ!赤也!!いつも言っておるだろ?お辞儀というのはだな…」

「まあ、堅いことは後にしてくれ。赤也、ちゃんと用意したか?」

「用意しましたけど、仁王先輩無茶ぶりッスよ~。LINEでいきなり用意しろってさあ」

ん?
なんだ?
赤也は、バックから紙袋を取り出し仁王に手渡す
それを仁王が、中味を確認し

「ほう……なかなかじゃな。俺好みのサイズじゃ」

「お礼にいってくださいよ。待ってるって言ってましたから」

「わかっちょるよ」

満足気に笑いながら、仁王が紙袋から取り出したモノは……

「ち、乳バンド!?」

「ブラジャーって言ってくださいよ。副部長」

呆れたような赤也の声が聞こえたが……
俺は、目の前にある乳バンドに釘付けだ
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