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テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第7章 ムード作り  * 真田 弦一郎


さて、困った問題だ。
この前、俺の愛おしいとの秘め事が終わったあとで、新しい課題をだされてしまった

《ムード作り》である

このムード作りとは、一体どんな風にすれば良いのか

「ん?どうしたんじゃ?難しい顔をして」

ニヤリと笑いながら俺に近づいてくる仁王

「ちょっとな」

「糞(ふん)でも詰まっとるんか?」

「そんな事は、断じて無い!俺は、いつでも快便だ」

また、仁王に相談するべきか?
……いや。待て、真田弦一郎
前回の事を思いだせ
仁王がまともに答えると思うか?
この前とて……



☆☆回想中の真田の脳内をしばらくお楽しみ下さい☆☆


「なんだと!?」

「ブラジャーを片手で外せんとエッチが台無しぜよ」

そうなのか。やはり、恥を忍んで仁王に聞いたかいがあったわ
滝修行だけでは成し得ないテクニック
これは、伝授してもらうしかあるまい

「教えてもらおうか」

「はあ?」

むっ?
なんだ、その態度は!?

左手を耳に当て、何がしたいのだ?

「それが、教えてもらう態度かのう」

仁王独特の小馬鹿にする笑み
うっ……
俺は、馬鹿にされているのであろうか

「普通は、頭くらい下げるじゃろ?」

お、おのれ……
仁王のヤツめ
人の弱味につけ込むとは


しかし、ここは愛おしいのため
俺のプライドを棄てるべきであろう

「頼む!!教えてくれ!!!」

腰を90度に曲げ、頭を下げる
う、腰がいたい

「まあ、いいじゃろ……ぷぶっ」
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