第5章 初めての • • • * 真田 弦一郎
さっきとは、逆にの口からは、甘く切ない喘ぎ声。
それを聴きながら、身体中にくちびるを這わせていく。
特に、胸の膨らみ部分は弱いらしく、身を捩って逃げようとするから、つい攻めてしまう。
何度となく、吸ったせいで白い肌に赤い跡が、幾つもついているのだが……
「ねぇ……コレは……?」
俺を握りしめ、親指で先端部を持て遊ぶ。
「お前と1つになりたいと願っている証拠だ。も、そうであろう?」
の秘部に指を這わせると、そこはすっかりと俺を受け入れる体制になっている。
「やん……そこ……だめ……」
「むっ?そうなのか……では、さわるのは、辞めておこう」
指を素早く離し、内ももを撫であげると
「えっ……ちょっ……」
物足りないないように、俺を見つめる。
「俺に嘘は、通用せん。素直になった方が、身のためだぞ?」
焦らすように、近くに指を這わせていくと、腰を動かし
「意地悪しないで……お願い……」
「欲しいのか?」
「……うん…」
では、期待に応えようではないか。