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テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第5章 初めての • • •   * 真田 弦一郎  


私から、雑誌を取り上げようとするけど、その前に私が、ポイ捨て。
上から、見下ろしているとバツの悪そうな真田。

「アレは、俺の持ち物では無い!断じて、無い!昨日、アイツらのうちの誰かが……!」

必死に言い訳を始める真田。


くすっ。

その姿が、あまりにも可愛いくて、さっきまでの怒りが、消えてしまったんですけど。
その代わりに違う感情が、湧き上がってくる。

「アイツらって……誰……?」

「アイツらとは、丸井とか、赤也とかだな。
つまり、丸井とか、丸井とか……(何か……の雰囲気が……変わった?瞳が…妖しく光っているんでは……?俺は、見た事があるぞ。その妖しく光っている瞳を……
精市だ!俺に意地悪をする時の精市に、似てるぞ!)」

やっぱり、慌ててるみたい。
その証拠に、何回丸井って言ったの?

「少し……黙ってよ……」

薄目を開けながら、真田のくちびるに自分のくちびるを重ね合わせていく。

ぴくんと、身体を小さく跳ねらせる真田の反応が、愛おしい。
仁王のキスの仕方を思いだしながら、キスを重ねていく



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