• テキストサイズ

テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第5章 初めての • • •   * 真田 弦一郎  


「弦一郎をその気にさせるのは、至って簡単だが……」

えっ?
そうなの?

「どうすれば、いいの!?」

「お前が全裸にでもなれば、幾ら堅物のげ…」

無言で、勢いよく蓮二の両頬を挟み、睨みつける。

「……蓮二……?」

「しゅ……まん」

「私、これでも真剣に悩んでるのよ!?
付き合い始めて、かなりたつのに、キスさえまだ何だから!」

「それは、すまなかったな。俺のデータも更新しておこう。キスもまだとはな……。流石にキスくらい、とっくに済ませていると思っていたのだが」

普通は、そうなんだよね。

蓮二の言葉で、改めて思ったんだけど……
私の事、どう思ってるんだろう……

「。弦一郎の事で、悩んでいるのであれば、弦一郎に直接言わなければ、解決はしないだろう。」

何か、最もらしい回答なんだけどさ。

それでは、答えにならないんだけど。

「明日から、テスト前になって、練習は休みだ」

唐突に何をいきなり?

「明日、弦一郎と2人で放課後、桜の木の下に行ってみるがいい」

「何で?」

「行けば、分かる」

謎の言葉を残してその場をあとにする蓮二。


/ 86ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp