第4章 ツンデレな幼なじみ * 宍戸 亮 美沙様に捧げます
跡部と忍足に呼ばれて、部室にいるんだけどよ……
何の用だ?
「宍戸。自分の気持ちに正直になった方が、えぇで?」
俺の肩をうん、うんと頷きながら、手をおく忍足。
いきなり、何言ってんだ?コイツ。
「さっきは、悪かったな。宍戸」
はあ!?
まさかの跡部からの謝罪の言葉!?
しかも、心籠もってねぇし。
若干、莫迦にしてるんじゃねぇのか?
「そんなお前に、俺様からプレゼントだ。」
俺の手のひらに何かを、握らせる。
上から、跡部の手のひらが重なり……
「ふっ。頑張れよ」
口角だけ上げ、笑う跡部。
はあ!?
「まったく、景ちゃんの早とちりやで?」
「あ~ん? だから、謝ってやっただろうが」
何で、上から目線で謝るんだよっ。
「ふっ。しかし……男の生理とはな……。俺様には、無縁だからな」
「まぁな。俺ら不自由せぇへんから」
「宍戸! ヘタレこくなよ」
「頑張りぃ。」
謎の言葉を残し、部室を出ていく2人。
コイツらの会話が、わかんねぇんだけどよ。
……俺の事、莫迦にしてるよな?
しかも、何だよ。プレゼントって。
手のひらを開けて見ると……
「うわっ!?」
ぴ、ピンク色した……
これは………
ダラダラと頭から、大量の汗が……