• テキストサイズ

テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第3章 グルグル巻き巻き *白石蔵ノ介 彩菜様に捧げます


「あっ…一つ、気になる事が…」

「何や?」

「それ…」

左手の包帯を指差す。
前に金ちゃんから、聞いたんだけど…

「毒手?」

「んなわけあるかいな。毒手ネタは、ゴンタクレ専用や」

「だよね~」

「知りたいんか?」

「えっ?」

「これの本当の意味…」

うん。
知りたい。 
蔵の事は、すべて知りたい。

「後悔せぇへん?」

妖しく光る蔵の瞳。
一瞬、戸惑ってしまったけど…
好きな人のことは、やっぱり知りたい。

「うん…後悔しないよ」

「まあ…彩菜やったら…ほんまの事、教えたる」

しゅるしゅると包帯を取っていく蔵。
すると…
傷一つ付いていない綺麗な腕。

「どや…?」

「うん…綺麗な腕…」

「せやろ?」
/ 86ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp