第6章 友達(ナプスタブルーク)
そう言えばラボにいたとき、研究員の誰かがゴーストについて調べていた気がする。実体はないがその他は普通のモンスターと同じ要素を持っている不思議な存在。だが、器を用意すればそれに憑依することができるらしい
「器は?何かに乗り移れば対等にやり取りできるんじゃない?」
「他ノゴーストタチハ殆ドガソノ選択ヲシタ。デモ、ボクハベツニイイカモ…話スノ…苦手ダシ…」
「そう…
要するにさっきまでは一人でその”ゴミの気分”ってやつをやってたってところ?」
「ウン…デモ邪魔ミタイダシ…今日ハ家二帰ルヨ」
「……………
やだ、帰らないでよ。折角仲間が見つかったって思ったのに」
「エ?」
「貴方さえよければ友達になってよ。私ずっとここで生活していて退屈なの。前の友達は随分前に死んじゃったし…」
「ア…ボクデイイノ?
キット君ガ喜ブヨウナコトシテアゲラレナイヨ?」
「それは本当になったら言ってよ。一人でぼーっとしてるより、二人でぼーっとして共有している方が刺激的じゃない?
よし、私も、ゴミの気分!」
「アノ…君の名前ハ?」
「私はノエラ。よろしく、ナプ」
「ノエラ…」
「ノエラの歌う曲素敵だね。自分で作ったの?」
「ううん、友達に作ってもらったんだ」
「それって誰?」
「うーん…内緒」
「えーなんでよー」
探してごらん、たぶんすぐに見つかるだろうし。
きっと今日も彼はあそこでゴミのふりしてる
ーーーー
あーカタカナ変換頑張ったよ
オチは何だろうね?うざいイッヌが食べたのかしら?
ナプスタブルークの作曲家設定いいよね。そのうちにボカロpとかになってそう
あ、あと最後のやり取りはフリスクをイメージしています