第8章 試合の前日
『と、とりあえず凪さん!
ひとまずその話しは置いておきましょう。
明日は大事な試合を控えてますし、早くトレーニングに合流しますよ⁈』
「えーー。めんどくさー。
てゆーか"凪さん"じゃなくて凪で良いって前に言ったじゃん。」
『え?あー…はい。じゃあ、、凪…今からコンディションチェックするので質問に答えて下さい。』
「んー。」
『身体、どこか調子が悪かったり、違和感を感じる箇所等ありますか?』
「調子は悪くないけど、胸のあたりがモヤモヤする。
さっきも言ったけどこれって、好き」
『ちょっ、朝食はきちんと食べました⁈⁈』
「眠いし面倒くさかったからあんまり。
あ、久々にの作ったばくだん食べたいなー。」
『ゴホンッ、、えー…昨夜の睡眠時間は?』
「の事が頭から離れなくてあんまり。」
『〜〜〜〜‼︎も、もう結構ですっ‼︎大丈夫です問題ありませんっ‼︎』
「え?何かテキトーじゃない?」
『いーえ‼︎大丈夫ですっ‼︎ コンディション良好です‼︎絶好調です‼︎
さっ、トレーニングに合流しますよ⁇』
私は強引に凪の腕を引き立ち上がらせた。