第19章 看病してくれるのは…?
「・・・その顔、誰にも見せないでよ。」
『え……?』
「欲情したカオ。」
『よっ、欲情⁇//』
ーーー私が⁇
目を見開き動揺する私を見て、凪はスッと耳元に口を寄せると、
「俺もしてるけど。」
吐息まじりに囁かれ、そのまま首筋をチュッと吸われた。
『ーーあッ』
思わず変な声を出してしまい身体が熱くなる。
けどそんな事はお構いなしに凪は首筋から耳にかけてキスを落とし…
ーーー甘い痺れが私を襲う。
『〜〜凪っ、、』
僅かに残る理性を手繰り寄せ暴走する凪を止めるべく身を捩った。
「分かってる…が嫌がるコトはしないから。」
『っ、、、んっ、、』
耳にかかる熱い吐息に敏感になった身体は簡単に反応してしまう。
凪のキスは時に強引だけど優しい…
そんな甘くて優しいキスの雨に、私はすっかり溺れてしまったーーーー