第19章 看病してくれるのは…?
は皆んなから好かれてる。
それはきっと良い事だし何よりがここで一生懸命やってきた証なんだろう。
「・・・・。」
フイッとテーブルから視線を逸らし、の方へと身体の向きを変えた。
ーーー分かってるけど、やっぱり……面白くないな。
ギシッとベッドが軋む音が静かな部屋に響く。
いつもより体温の高い身体を抱き寄せ、
狭いシングルベッドで2人、身を寄せ合う。
あ〜…やっぱ落ち着くーーーー。
さっきまで寝れなかったのが嘘のように瞼が重くなってきた……
このまま一緒に寝たら、風邪移るでしょ!とか言って怒るだろうなー……
ウトウトと瞼が閉じかけたその時、すっぽりと腕の中に収まっていたが『ん〜…』と俺の胸に顔を擦り寄せ、ぎゅっとしがみついてきた。
「ーーー、、、?」
起きたのかと目線を落とすけれど、伏せられた目は固く閉じ、うなされているのか苦しげに眉を寄せていた。