• テキストサイズ

ブルーロック 青い監獄で始まる恋

第15章 自覚する想い



こうしてずっとからかっていたいけど、もう戻らないとな。

まだ手のひらに残る温かい感触をぎゅっと握りしめる。



「ーーーじゃ、そろそろ部屋戻るわ。
も早く休めよ?」


『あ、はい…。送って頂いてありがとうございます。
それと話し…、聞いてくれてありがとうございました。』


「ん?あぁ。またいつでも話、聞くから。
より先に俺がここを出るとか有り得ないし?」


自信たっぷりに笑ってみせると、も『そうですよね!』と口元を綻ばせた。




がここにいれるのは長くともあと半月……
半月なんてあっという間だ。


出来る事なら俺がストライカーとして選ばれるまで側で見ていて欲しかったけどーーー




とにかく今は目の前のステージをクリアしていくしかない。

もう止まらないと決めたんだ
俺は走る
この足が壊れるまで この熱が尽きるまで




/ 287ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp