第15章 自覚する想い
「ん〜…何でかな。
最初は正直、はタイプじゃないって思ってた。(笑)」
『で、ですよねー……。』
「ーーーけどさ、の事知れば知るほど興味が湧いきて、面白いヤツだなって。
いつも自信なさげにしてるくせに変なところは肝座ってるし(笑)?」
『あー……はは。』
「それに何で私って言うけどさ、はすげー魅力的だと俺は思うよ?」
腕を伸ばし、彼女の頬にそっと触れてみる。
一瞬、小さな肩がビクッと震えたけど表情に怯えがない様子を見て、そのまま柔らかい頬を右手で包んだ。
「俺の足の事もいつも親身になってくれたし、真っ直ぐでひたむきな姿に俺は射抜かれたってコト。」
目を細めて笑みを浮かべると、は
ボッという効果音が聞こえてきそうな程、顔を真っ赤にした。
・・・顔から火が出そうだな(笑)
ホントはもう少し距離を詰めたいとこだけど、、、
男慣れしてないに強引に行くのは宜しくないだろう。
俺自信もブレーキきかなくなりそうだし。
「とりあえずの顔から湯気でそうだし今日はこのへんにしておくよ。」
伸ばした手を引っ込めると、はプゥっと頬を膨らませた。
『こっ、//こうなったのは千切さんのせいですよっ??』
「ハッ、そっか。あまりに可愛いからつい調子に乗った。」
『ッ〜〜//またそう言う事を、、、』