• テキストサイズ

ブルーロック 青い監獄で始まる恋

第14章 ☆shortエンディング



「・・・・俺は先に出てるから、を連れ出すなら自分でしろ。」 


「・・・・。」


「ーーー玲王、俺らにはもう後がないんだ。
気持ち切り替えて前向けよ。」



國神さんは黙ったままの玲王の肩を軽く叩くと扉の方へと1人足を向けた。


その時、國神さんと一瞬目が合い、彼の目が切なげに揺れた様な気がしてーーーー



『國神さんっ‼︎
私……信じてますからっ‼︎
國神さんも必ず勝ち上がってくるって…‼︎』


気付けば背中に向かって叫んでいた。



「・・・サンキューな、。
ぜってー這いあがって見せるさ。」



國神さんは背を向けたままそう話すと、片手を上げ扉の奥へと消えて行ってしまった。


表情こそ見えなかったけど、、、
國神さんならきっと大丈夫…。
彼はこんなところで埋もれるような人じゃない。


閉ざされた扉を見ながらぎゅっと拳を握った。




/ 287ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp