第11章 ライバル=相棒
「凪がライバルとかすげ〜やりずれぇ…。
つーか、、、俺がいない間、手出してねぇだろうな?」
「・・・・。」
目をパチパチと瞬きさせる。
ーーーー手?
あ、もしかして身体のカンケーって事⁇
そう思い首を横に振った。
「あの状況でフツー出さないでしょ。
・・・でも、今まで女なんて1ミリも興味無かったのに不思議だよね。
といると触れたいって思うんだ。」
「・・・女に1ミリも興味無かった事がまず驚きだけどな……。
つーか凪。」
玲王の目が真剣なものに変わる。
「ん?」
「お前が本気なのは分かった。
けどの事は譲るつもりはねーから。」
「うん、分かってる。」
俺だって譲るつもりないし。
玲王は挑発的な笑みを浮かべると、俺の肩に腕を回してきた。
「今日から俺たちは相棒でライバルだな⁈
どっちが選ばれてもお互い恨みっこなしだからな⁇」
「・・・どっちも選ばれなかったら…?」
「・・・・。」
「、なんかチームZのメンバーから慕われてるっぽいよね。」
「・・・・。」
「ライバル、俺だけじゃないんじゃない?」
「〜〜〜っ‼︎‼︎分かってるっつーのっ‼︎‼︎
クソッ‼︎あいつらだけにはぜって〜に渡さねー‼︎‼︎」