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ブルーロック 青い監獄で始まる恋
第8章 試合の前日
ーーーあれって…救急箱?
『あの、、、それってーーー』
怪我などしてたら大変だと思い、思い切って声を掛けてみる。
「ん?あー、これ?今から足のケアしようと思って。
メンバーに変に気を遣われるの嫌だから、いつもトレーニングルームでやってんだよね。」
『あ…なるほど…』
「じゃ〜また。お疲れ。」
長い髪を揺らし、横を通り過ぎる千切さんを私は慌てて引き留めた。
『ちっ、千切さんっ‼︎良かったら足のケア、私にやらせてもらえませんか…⁈』
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