第7章 *戻ってきた仲間
大地side
本当はこんな事するつもりなかったのに
俺の吐息が耳に触れて顔を赤くして
ぴくりと身体が反応する 少し息を切らしながら
目はうるんでいる 初めて聞く色っぽい声
俺で感じてる?そう思うと
今まで固く 固く 結んでいたはずの理性の糸があっけなく解けていく
華奢なその体をそっと押し倒す
下から不安そうな顔で俺を見上げるその顔があまりに可愛くてもう歯止めも効かなくなる
「お仕置きだからな‥なおが恥ずかしくて泣いちゃうような事」
『恥ずかしいことっ‥?』
この状況でも何をされるかわかっていない花澄
純粋で 真っ白な可愛い花澄
「今日の分も‥お仕置き必要だよな?」
何回も想像した事はある
ずっと見てみたかった
可愛いその身体を隠しているリボンをすっと抜き去る
それでもまだきょとんとした顔で動かない
ブラウスのボタンを上からひとつずつ外していく
ようやく気付いたようで慌ててブラウスの前を両手で掴む
『だ‥大地?なに‥するの?』
「お仕置きなんだから‥手出したらダメだろ?」
それだけで大人しくなるからそのままブラウスのボタンを全て外してしまう
見たことのあるレースのキャミソールが丸見えになる
でも、お仕置きだし、これじゃまだ足りない
『大地っ‥恥ずかしいよ‥』
俺の前でその格好で出てきた事がある癖に
顔を真っ赤にして恥ずかしがっている
ごめんな花澄
でも俺、今日はもう止まらないみたいだわ
恥ずかしくて更に顔が真っ赤になっている
その顔があまりに可愛くてもっと恥ずかしがらせてみたいと思う
キャミソールの裾をグッと掴むと勢いに任せてそのまま胸の上まで捲り上げてしまう
『えっ?!待って‥見えちゃうよっ‥』
慌てて腕をクロスして胸元を隠す花澄
細い身体には見合わない大きな胸は全く隠せていないが
もっとちゃんとみたくて
その細い両手首を掴んで頭上に纏め上げる
透きとおりそうな真っ白な肌
今にも溢れ落ちてしまいそうな豊満な胸がふるりと揺れる
細くくびれた腰
思わず言葉に詰まる
じっと見つめていると震えた声で一生懸命伝えてくる
『恥ずかしいっ‥から‥お願いっ‥』
「恥ずかしいよな?これがお仕置きだからな‥約束、守れるか?」