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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第7章 *戻ってきた仲間


「おつかれさまーっ」



先生が体育館へ入って来るとともに集合の合図がかかる


「みんな 今年もやるんだよね!?」



突然の事で何のことか分からず隣の菅原さんと首を傾げる


「ゴールデンウィーク合宿!」

「ハイ まだまだ練習が足りないですから」


大地が真剣な顔をして答える
その横で日向君の顔がパァッと明るくなる


まだ話は終わっていなかったようで先生が続ける


「それでね‥ゴールデンウィーク最終日 練習試合組めました!!」

大きな声で叫ぶ先生に皆がパッと目を見開く


「たっ頼もしいな 武ちゃん!どうしたっ」
龍が嬉しそうにそわそわと話す


その横から被せるように菅原さんが声を上げる

「あ 相手は!?」

先生‥どことの練習試合組めたんだろう
私もドキドキと先生からの返答を待つ


「東京の古豪 「音駒高校」 」


音駒は私も聞いた事がある
菅原さんも知っていたようで

「音駒ってあの‥ずーっと烏野と因縁のライバルだったっていう‥?」

「うん! 確か通称ー "ネコ''」

「猫?」


ぽかんとしている日向君の為に説明する

『えっとね、私達も話だけはよく聞いてたんだけどね 前の監督さん達がずーっと昔からのライバルだったみたいで前はよく遠征に行ってたみたいだよ!』

ほーっとうなずく日向君の横で菅原さんがさらに付け加える

「実力も近くて 相性も良かったから遠出する価値があるくらいのイイ練習試合が出来たって聞くよ」

そしてさらに菅原さんが続ける

「練習試合があると近所の人は皆 見に行ったらしいよ 名勝負!
猫対烏!ゴミ捨て場の決戦!つって」

いつの間にか隣にきていた月島君がコソッと聞いて来る


「それ本当に名勝負だったんですか?」

『凄かったみたいだよ!皆んなもいつか戦ってみたいねってたまに話してたりしたよ〜』

「ふーん‥まぁ僕はあんまり興味ないですけど」


本当に興味なさそうな顔をするから脇腹をつんつんとつついてみる

「っ?!」

『私は月島君達が名勝負するところみてみたいけどな?』

笑顔で首を傾げると月島君は違う方を向いてしまう

「また‥花澄さんはボディタッチが多いんですよっ‥」


『?なんて言ったの?』


「何でもありません。」そう言うと今度は月島くんが私の脇腹をつんとついてきた

『ふぇっ?!』
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