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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第7章 *戻ってきた仲間


菅原side

授業がおわり大地が部活の事で武田先生と話があるって先に出て行ったから
そろそろ旭に話に行くかと考えていた時だった


廊下の方がザワザワと騒がしくなりだした


「スガ〜?バレー部のめっちゃ可愛いマネちゃんお前に会いに来たって話してるの聞こえたけど、男子に絡まれてるぞー!大丈夫か?」


「は?!」



花澄ちゃんが俺に?!


部活では毎日会うけど
部活以外で校内で会う事はなかなかないからテンションが上がる

ってそんな事悠長に考えてる場合じゃなかった!



廊下が騒がしかったのは花澄ちゃんが珍しく三年生の階に現れたからだったのか!

女子からも人気の高い花澄ちゃんの事だから男女問わず廊下に人だかりが出来ていた


改めてすごい子が俺らのマネージャーやってくれてんだなって少し苦笑いしながら教室を飛び出す

数名の男子に囲まれた花澄ちゃんがチラッとみえる


「とりあえず連絡先教えてくれない?」

そのうちの1人が携帯を取り出して話しかける


でた!これ絶対教えちゃうやつじゃん!


急いで花澄ちゃんの方へ向かっていると小さな声が聞こえてくる


『す‥すみません!知らない人に連絡先教えちゃダメって大地に言われてて‥』


ホッと胸を撫で下ろす


ナイス大地‥


「え?澤村と付き合ってんの?」


「まぁまぁそう言わずにさ〜」


それでも引き下がらない男子達を掻き分けてやっと花澄ちゃんの元に辿り着く

「おー!花澄ちゃんじゃん!俺に会いに来てくれたの?うれしーなー!」


大きな声で話しかけると俺を見つけてパァっと嬉しそうな顔をして駆け寄ってくる


『!スガさん!』


か‥かわいい‥

これ以上可愛い花澄ちゃんを見せたくなくて
手をとって歩き出す


「ごめんね?大丈夫だった?俺に会いに来てくれるなんてどーしたの?」


廊下の隅まで行き手を解放してあげる

なんでも旭に会いに行きたいらしい


それで俺を頼ってくれたのか?
それだけでめちゃくちゃ嬉しかった


「もちろん!俺も行こうと思ってたからなおちゃんもきてくれるならありがたいわ!」



2人で旭の教室へ歩いて行くと皆んなが花澄ちゃんをみて振り返る
当の本人は全く気付いてないようだけど
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