第2章 入部 新しいマネージャー
菅原side
今日から大地の幼馴染のマネージャーが来てくれるとの事で俺は少しソワソワとしていた
大地からは可愛い幼馴染がいるとは聞いていたもののそれ以上は詳しく教えてもらえなかった
でも彼女の噂はすぐにまわってきた
新一年生でとんでもなく可愛い子がいると学校内でも大騒ぎだったのだ。なんでもめちゃくちゃ可愛くて小柄なうえになんとも豊満なお胸をお持ちだと、、
そしてそれが大地の幼馴染で、バレー部のマネージャーをやってくれるときたから
どんな子が来るんだろうとワクワクが止まらなかった
そうしていると体育館の扉が勢いよく開く
『初めまして!!!!今日からバレー部のマネージャーをさせて頂く白石なおです!みなさんのサポートをできるように精一杯頑張りますので宜しくお願いします!!!』
体育館中のみんなが彼女をみて一瞬固まった
これが噂の、、、
あまりの可愛さに一瞬心臓が止まるんじゃないかと思うほどドキッとした
そんな事を悟られないように俺は明るく彼女に話しかけた
「これが噂の大地の幼馴染の花澄ちゃん?!!めちゃくちゃ可愛いじゃん!!!俺、菅原孝支!!宜しくね!」
彼女に触れてみたくて華奢で小さな手を掴んでぶんぶんと握手をした
近くで見るとさらに可愛い、、女の子らしい小さな手に、ぶんぶんと手を動かす度にいい香りがして初対面にも関わらずガッチリ心を掴まれてしまった
そんな俺をみて大地が急いで俺たちの手をほどきにきた
「わかったわかった!勢いがすごいから白石が少しびっくりしてるだろう!」
その間に旭ももじもじと挨拶をしていたが手を握り返されて赤くなっていた
こりゃ全員惚れる勢いだなと思いながら大地がその場を離れたので彼女に近づく
大地の事を下の名前で呼んでいたのは聞いていたから
俺も名前で呼んでほしくて
「俺のことも下の名前でよんでくれていいからね!!」
『え!!でもいきなり申し訳ないのでスガさんでもいいですか?』
まぁいきなりは無理か!いつかは呼んでもらおーっと思い返事をして大地の方へ走っていく
ふと考える
噂通りのかわいさだったな、、そして体操服パツパツだったな、、こちらも噂通り、、大きかったな、、
俺だって健全な男子高校生だ
そりゃみてしまうのも仕方ない、、よな!