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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第5章 vs大王様


そんなみんなの視線も気にせず及川さんが日向くんに話しかける


「小ちゃい君 最後のワンタッチと移動攻撃凄かったね!」

日向くんが褒められて嬉しそうにしている

「次は最初から全開でやろうね あ、そうそう サーブも磨いておくからね?」


及川さんのサーブ、1.2本しか見てないのにすごかったもんね‥

「インハイ予選はもうすぐだ ちゃんと生き残ってよ?」

そして最後にビシッと影山君を指差す


「俺はこのクソ可愛い後輩を 公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからサ」

「レッ レシーブなら特訓する!」

日向くんが及川さんに向かって大声で言う


「レシーブは一朝一夕で上達するモンじゃないよ キャプテン君はわかってると思うけどね」


ひらひらと手を振りながら及川さんが歩いて行く


「大会までもう時間はない どうするのか楽しみにしてるね」


そしてくるりと及川さんが振り返って私に手を振る


「この間のデート楽しかったね?また行こうね!お家もまた遊びに行かせてね〜」

そのまま及川さんは行ってしまった

影山君がおずおずと大地に話しかける


「‥き、気にしないで下さい あの人ああやって人ひっかき回すの好きなだけなんです」


「‥ふふっ」


大地が小さく笑うのでみんなビクッとする


『大地?』

「確かに‥インターハイ予選まで時間はない‥けどそろそろ戻ってくる頃なんだ」

「あっ!」

龍と私が声をあげる


日向くんが不思議そうに問いかける


「何がですか?」


「烏野の 守護神が」


夕の事だっ!ソワソワしているとポンと肩に手を置かれる

『?』

見上げると大地に菅原さん、龍やなぜか月島君や影山君までもが怒った顔で私をみている

『わ‥私何かしましたか‥?』


恐る恐る問いかけるとため息をつかれる


「まずデートってなんだ?家にまた遊びに行くって言ってたぞ‥あいつとどういう関係なんだ?バスの中でじっくり聞かせてもらおうか?」


背の高いみんなに囲まれて逃げ出す

『な‥なんかみんな怖いっ‥潔子さん〜』

潔子さんの後ろにサッと身を隠すとヨシヨシと撫でてくれる


「私の花澄ちゃん怖がらせないでね?」


大地がまたため息をつく

「清水に言われたんじゃぁなーどうしようもできん」

そのままバスへと乗り込んでいく
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