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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第5章 vs大王様


影山side


ついに明日は烏野にきて初めての練習試合
日向は相変わらず落ち着きがなかったけど、まぁ明日になれば大丈夫だろう


主将の声掛けでみんな集まる



「よーし!今日はペアストレッチするぞー!ペア組んで下半身のストレッチー!」


周りのそれぞれがペアを組んでいく中
自分から声を掛けるのも苦手な俺は気付くと取り残されてしまっていた

1人でストレッチするかと思っていたら白石先輩が駆け寄ってきた

『影山くん!良かったら私が組んでもいいかな?』

そうか‥マネージャーがペアを組んでくれる事もあるのか
内心スッゲー嬉しかったけどにやけてしまわないように何も考えないようにする

周りから感じる視線

「ハっ?!じゃあ俺もなおとがいいんすけど?!」

「影山ずるいぞー!」

などとヤジを投げられる


「はい!静かにー!始めるぞー!」


『力弱いかと思うけどごめんね?宜しくね!』


少し申し訳なさそうな顔で見上げてくる先輩


バレー部のマネージャーするくらいだからきっとストレッチなどの知識もあるんだろう
むしろありがたいし、単純に嬉しい

『じゃあ寝転んでくれる?』


そう言われて寝転ぶと俺の上に跨る白石先輩

なんだこれ
下から見上げる先輩は相変わらず可愛いけれど
目の前にある大きな胸の迫力がすごい


この絵面エロすぎないか?

思わず顔を見れなくなり逸らしてしまう


「はーい!じゃあグッと太ももと足首を持って押し込むー!」


『じゃあ失礼するね?』


先輩の細くて小さな手が俺の太ももと足首を掴んでグッと体重をかけて押し込んでくる

相当力がいるのか全体重で押し込んでくるから
必然的に俺の膝には柔らかい胸が押し当てられる

体がポカポカしてきた頃、精一杯の先輩も熱くなったみたいで
ジャージを脱いで体操服一枚になる

ついパッと見てしまうと少し汗ばんだ赤い顔にハァハァと息が上がり荒い呼吸

なんだかイケナイ事をしている気分になって

耐えきれず両手で顔を覆う


「エロすぎるべ‥影山ご愁傷様」

菅原さんの声がする


これは心臓が‥いや、その他諸々もたないな


終わったら先輩が申し訳なさそうに謝ってくる


すいません先輩。でもきっとこれ男なら誰でも無理です

頭を下げてその場から去る


集中集中‥と自分に言い聞かせる
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