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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第5章 vs大王様


放課後

コートの準備をしたりドリンクを作ったりしていると部員達がどんどんとやってくる


みんな集まってストレッチの時間
大地が声がけをする


「よーし!今日はペアストレッチするぞー!ペア組んで下半身のストレッチー!」


それぞれがペアを組んでいく
なんだかソワソワした様子の日向くんは龍がついてあげている


大地と菅原さん、山口君と月島くん


影山くんだけが人数が合わなかったみたいでポツンと取り残されていた


『影山くん!良かったら私が組んでもいいかな?』


影山君のもとへ駆け寄ると横からブーブーと声が聞こえて来る


「ハっ?!じゃあ俺も花澄とがいいんすけど?!」と龍が言うと


「影山ずるいぞー!」と菅原さんまでノッてくる


「はい!静かにー!始めるぞー!」


『力弱いかと思うけどごめんね?宜しくね!』


「うス!宜しくお願いします!」



と軽く頭を下げてくれる



みんながペアになって1人が仰向けに寝転ぶ



『じゃあ寝転んでくれるかな?』


仰向けになって寝転んだ影山君の脚の上に跨ると
影山君の顔が少し赤くなって目を逸らされる


『?』



「はーい!じゃあ太ももと足首を持ってグッと押し込むー!」

大地と菅原さんが見本をみせるようにすると周りのみんなも同じように始める


『じゃあ失礼するね?』


筋肉で引き締まった太ももと足首を掴んで
グッと体重をかけて押し込む

きっと皆んななら大したこと無いんだろうけど
もともと力も弱く体格差の大きい私にとっては大変だ

必死になってやっていると暑くなってくる


『ごめんね!ちょっとジャージ脱ぐね!』


途中でジャージを脱いで体操服一枚になる

それでも汗が出て少し息が上がり
顔が赤くなっているのがわかる


ふと気付くと影山君が両手で顔を覆っている

周りのみんなからもみられている

『あれ?どうしたの?』


「エロすぎるべ‥影山ご愁傷様」

菅原さんが何か言いながら手を合わせている

大地が咳払いする

「集中!」

その後も念入りにストレッチの補助をする


影山くんはなぜか最後まで目を合わせてくれなかった

『下手くそだったよね?ごめんね?』

終わってから謝るとブンブンと首を振る


「ありがとうございました!」


そう言うとそのまま走り去ってしまった
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