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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第5章 vs大王様


みんなでワイワイ肉まんを食べて


山口君と月島君もきて


これからこのメンバーみんなが仲間なんだなって思うと嬉しくて笑みがこぼれ落ちる
 

「なになに?花澄ちゃんめっちゃ笑顔じゃん!」


「そんなに肉まん美味しかったか?お腹なってたもんな!!」


『大地!!皆んなの前でそんなに大声で言わないで!!肉まんは‥とっても美味しかったけど!!』



皆んなが笑ってて嬉しくなる



ちょっと騒ぎすぎちゃってお店の人には怒られちゃったけど




そのあとは練習試合に向けて作戦会議をして


終わる頃には
すっかり外が暗くなっていた


みんなそれぞれ分かれて
私達も家へと向かって歩き出す




私の家がみえてきて

玄関の前について立ち止まる



「花澄も朝から色々頑張ってくれたみたいでありがとな!」


別れ際大地が私の頭を撫でる



『へっ?!きっ気付いてたの?!いっ‥いつから?』



取り乱す私におかまいなしに大地が笑いながら続ける



「いつも俺たちの為に一生懸命頑張ってくれて感謝してる!あと少し宜しくな!」



ありがとうって言ってもらえて嬉しい気持ちと
あと少しって言う言葉に胸がいっぱいになった



涙が溢れそうになるから慌てて大きな体に抱きつく



「!?おいっ?」


『少しでも役に立てたなら嬉しいっ!なんか‥三年生のみんなと過ごせる最後の一年なんだなって思ったら‥さ‥さみしくなっちゃって‥』


言葉に出すと余計に実感が湧いてポロポロと涙が溢れてくる



「最高の一年にしような?頼りにしてるぞ、烏野の最強マネージャー?」


今大地がどんな顔してるか分かるくらい優しく頭を撫でられる


『最強なんかじゃないけど、みんなのためにがんばる!』


抱きついたまま上を見上げる


「よしよし!それと、こんな事するのは好きな人だけにしなさいよ?」

抱きつかれなんかしたら男は‥と大地が口ごもる


『大地は好きな人だよ?』


大地の事はとっても大好き
もちろん烏野バレー部のメンバーもみんな大好き


「そういうのが男を誤解させるんだよ」


『??』



大地が頭を押さえている




「とにかく!!俺以外にはこんな事するなよ?じゃあまた部活でな?」



『うん!またね!』



大地に手を振って玄関に入る
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