第18章 *近くなった距離
あの日の意味が知りたかったのに
それを教えてくれるって言った月島くんが私の制服を脱がせてしまう
「あぁ‥体勢が逆でしたね。僕が下か‥」
『ひゃあっ?!』
そう言うと目線が逆転して
寝転ぶ月島くんの上にちょこんと座らされる
「ストレッチ、お願いします」
いつものようにふっと笑う顔
少しお熱がでたみたいに上気していた
まるであの日の影山くんみたいだった
「早くしてください‥僕もいつまで我慢できるか分からないので」
そう言うと腰を掴んでグリッと固いモノが下着越しに押し付けられる
『ンッ‥わ‥分かった‥‥』
制服のままだと確かに動きにくいけれど
まさか月島くんの上に下着姿で跨るとは思ってなくて
恥ずかしくて顔に熱が集中してしまう
「ふっ‥顔真っ赤‥可愛い」
『〜っ‥ま‥まず‥‥太ももの‥ストレッチからっ‥』
片脚持ち上げて
グッと押し込むように体重をかける
背が高いからもちろん脚も長くて
筋肉もしっかりとついているから重さがある
体重をかけて押し込むだけで顔が熱くなって
息も少しあがってしまう
「ほら‥分かります?そうやって体重かけて押すからおっきい胸が僕の膝に押し当てられてるんですよ」
『〜っ‥さ‥さわっちゃだめだよっ‥‥』
「好きな人と密着するだけでドキドキするのに‥こんな柔らかくて大きな胸が当たって興奮しない男なんていません」
『まっ‥まって‥‥』
寝転んでいる月島くんの長い腕が伸びてきて
私の胸を大きな手がやわやわと包み込む
『ぁっ‥‥はぁっ‥だめっ‥月島くっ‥‥』
下から腰をぐいぐいと押し付けられる
「真っ赤な顔して‥はぁはぁ言って‥‥まるで行為の最中みたいなの気付いてます?」
『こ‥ういっ‥?』
「そうです‥‥このまま教えてあげますよ」
『‥?』
教えてあげると言ってカチャカチャとウエスのベルトを外すと
ズボンのチャックを開いて
月島くんのモノを取り出した
『〜っ?!』
そしてそれを私のショーツの上をなぞるようにすりすりと擦り付けられる
『月島くんっ‥?な‥にっ‥‥するのっ‥?』