第18章 *近くなった距離
月島side
僕の上に跨る花澄さん
動くたびにふるふると胸が揺れて
腰を上げて固くなったモノを擦り付けると肩がぴくりと跳ねる
『はぁっ‥‥ぁっ‥‥』
熱っぽい吐息
まるで騎乗位しているみたいでどうしようもなく興奮してしまう
恥ずかしそうに真っ赤に染まった顔
下からみる顔も案の定可愛くて
さらりと柔らかな髪が揺れる
掴みやすそうな
細くくびれた腰
大きな胸は下から見るとさらに圧巻の眺めだった
「こんな可愛い花澄さんを見たのか‥‥王様」
イライラする
王様の記憶から消してやりたい
それでも
苛立つ心をも一瞬で消し去ってしまうような膝に感じる柔らかな衝撃
顔を真っ赤にして恥ずかしがりながらも
下着姿のままあの日と同じストレッチを始めるから
大きな胸が僕の足に押し付けられてふにゃりと形を変えた
バカ真面目にストレッチを頑張るから
はぁはぁとあの日みたいに息が切れ始めてる
上気した顔と
乱れた呼吸
「はぁ‥‥こんな嘘信じるとかほんと花澄さんってどこまで純粋というかなんというか‥ここまでくると最早怖いくらいなんですけど」
ぼそっと呟くけどストレッチに一生懸命な花澄さんには聞こえていない
身体はもう我慢の限界で
固く大きくなったモノはもう痛いくらいにズボンを押し上げる
しばらく恥ずかしがる花澄さんを見ていたい気持ちもあったけど
それよりももう早く挿入したい気持ちが抑え切れなくなっていた
ズボンのベルトを外してパンツの中から自身のモノを取り出してショーツの上から擦り付けると
顔を真っ赤にしたまま
少し驚いたように潤んだ目をぱっと大きく見開いた
『月島くんっ‥な‥に‥するのっ‥‥?』
する事なんて一つに決まっている
無意識にふっと笑うと瞳の奥が揺れる
まだまだ僕の事なんて恋愛対象でも何でもないのかもしれないけれど
今この瞬間は確実に意識している
『だめっ‥‥月島くんっ‥‥』
「ダメじゃないでしょ?知りたいって言ったのは花澄さんですよ?逃げないでくださいね」
まぁ逃げようとしても絶対に逃さないけど