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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第16章 体育祭本番


「お前ら!準備はできてっか?!」




体育祭当日


お天気もとっても良くてまさに体育祭日和だった




一年生のリレー


二年生の綱引き


三年生の大玉運びが終わって


次は
部活対抗リレー




走ってみんなの元へ向かうと龍と夕が大きな声を出していた




『ふふっ‥相変わらず気合い入ってるね』



「まぁな‥体育祭なんてこいつらの為にあるようなもんだからなー」



2人で笑い合っていると急かすように背中を押される



「花澄!大地さんっ!ほら!始まるっすよ!」




『う‥うんっ!龍もがんばってね!』




「おう!任せろっ!」




トップバッターの龍が襷を肩からかけてスタート位置へと歩いていく





「大会でもないし‥ただの行事だってのに気合い入りすぎでしょ‥」





ぴょんぴょんと跳ねて準備体操をする影山くんや日向くんを横目に気怠そうに月島くんがやってくる




『部活対抗リレーは特に盛り上がるんだよ〜!頑張ろうね!』




「ユニフォーム‥マネージャーの花澄さんまで着る必要あるんですかね‥」



『私も体操服で出るって言ったんだけどね‥せっかくだったらってユニフォーム渡してくれたから断れなくって‥』



女子バレー部のユニフォームを身につけた私をみて月島くんが眉を顰める



「カメラ‥すごいことになりそうですね‥」



『カメラ‥?』









パンっー!


聞き返そうとすると乾いた音と共に一斉にユニフォームを着た皆が走り出す






『がんばれ〜!!龍〜っ!!』




陸上部の後ろ

野球部と並んで走る龍にぶんぶんと大きく手を振る





「花澄ちゃんっ!!その格好で跳ねないでっ!」




『スガさんっ!みてくださいっ!龍はやいっ!野球部抜かしそうですよっ!』





「わかったからっ‥!ほらっ!みんながこっちみてる!」



「花澄にユニフォーム着せたらこうなる事は分かってたけど‥」



「大地も気苦労が絶えませんな‥」




『??』




「二番手は俺だっー!俺の活躍しっかり目に焼き付けとけよ花澄ー!!」



『うんっ!夕も頑張って〜!』



「くっ‥!まさか女バレのユニフォーム姿の花澄がみれるとはっ‥」
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