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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第13章 *それぞれの初めて


大地side




『ぬ‥脱げるっ‥』




そう言うと昨日みたいに顔を真っ赤に染めながらゆっくりとショーツに手をかける




俺に脱がされるか
自分で脱ぐか



その選択肢だけを与えたら
素直にそこから選ぶ花澄が可愛いくて仕方なかった




本当はこんな行為は付き合えるまで
待つつもりだったけど



あんなに俺の事を求めて

俺を感じていた事を忘れられていると思うと



覚悟していたけどやっぱり心がモヤっとした




『ねぇ‥やっぱりひとりではいれるよ‥?』




下着を脱ぎ捨てた花澄がもじもじと綺麗な身体を両手で隠しながら見上げてくる




「よし‥入るか!」




身につけていたボクサーパンツを脱ぎ捨てると恥ずかしそうにバッと顔を逸らす




昨日はあんなにこれを欲しがっていたくせに





半ば強引にお風呂場へと押し込めて
温かいシャワーを出すと浴室があっという間に湯気で曇り出す




湯気でしっとりと濡れた髪


昨日巻いてもらっていたカールがゆるりととれて
それがまた色っぽかった





熱く蒸気をあげるシャワーのせいか



狭い空間に裸で向かい合っているからか




みるみると血色がよくなって赤く染まる花澄




そんな姿に俺の欲がたまらずに熱を持つ




「やっぱり花澄は昔っから可愛いな‥」



『んっ‥大地‥っ』




戸惑う花澄を引き寄せて唇を重ねると
硬くなった俺の欲が花澄のお腹に当たってびくりと身体を揺らす



『!!』



お腹にあたるそれに気付いたのか
分かりやすく目が泳ぎ出して
これ以上ないくらい赤く頬を染めて顔を逸らした



『私‥向こうむいてるから‥先にシャワー浴びていいよ‥っ!』




たどたどしく話しながら逃げようとする手首を掴んで
お風呂場の壁まで追い詰める




「ちゃんと昨日の事思い出すまでは逃がさないからな?」





『っ‥そんな‥‥はずかしすぎて‥‥しんじゃうよ‥』



消え入りそうな声



足に力が入らないのかふにゃりと曲がった膝

脚の間に俺の右足を割り入れて逃げ場を奪う




壁に追いやられて



進む事も
しゃがむ事もできない



「大丈夫‥恥ずかしかったら目、閉じてていいから」


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