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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第13章 *それぞれの初めて


影山side




『もうっ‥だめっ‥わたし‥っ』





「いいっスよ‥俺ももう‥イきたい‥」




『ふっ‥んむっ‥はぁっ‥』




愛しい花澄さんを抱き締めて
無我夢中で口付けを繰り返す


欲望のままに腰を打ちつけて


俺自身も絶頂へと向かう





「っ‥ゆっくりしますなんて言っておきながら‥我慢できなくてすいませんっ‥でも‥無理っス‥」



『んっ‥!か‥げやまくっ‥』




「ん‥イって‥俺もイきます‥っ」





ギュッと俺にしがみつく身体に力が入るのが分かって
最奥をパンッと突き上げる



すでにとろとろに溶けあった俺達のそこは
熱くて


人生で初めて感じる気持ち良さに目を細める







「っ‥!」




『〜っ!』







ビクッと大きく花澄さんの身体が跳ねて




俺の欲が薄い膜越しに花澄さんの奥に吐き出される






『はぁっ‥はぁ‥はぁっ‥』





顔を真っ赤に染めたまま肩で息をする小さな身体からゆっくりと俺自身を引き抜いて



もう一度壊れそうなくらいに強く抱きしめる




俺と同じくらいに熱を持った柔らかな身体





「俺‥誰よりも努力して花澄さんの事絶対手に入れてみせます‥」







ライバルが多いのは百も承知の上だ




それでも俺はどうしてもこの人が欲しい








ギュッと抱きしめている花澄さんから返答がないから
顔を少し離して覗き込んでみると

長い睫毛はそっと閉じられていた





「寝たんスか‥?」







初めての行為で色々疲れたのか




すぅすぅと寝息をたてながら眠っていた



天使のような寝顔





さっきまでの乱れた姿が嘘みたいだ





それでも白い身体に残る沢山の赤い痕が


さっきまで俺達がしていた行為を思い出させて




イッたばかりの昂ぶりが熱を持つ


花澄さん相手だったら永遠にできる気がする‥




そんなバカみたいな事を考えながら
ごろんと俺も横に寝転んで



子供みたいに体温の高い身体をさらに引き寄せた




ゆっくりと目を閉じるけれども
興奮した俺の心臓は未だにバクバクと音をたてて落ち着かない






「はーっ‥夢みてぇ‥」






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