• テキストサイズ

ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第12章 合宿の終わり 新たな恋敵


『烏養さんも‥仲良さそうです』




「花澄ちゃん?!君は体調の変化とかよくみてるのにそんなところは超鈍感ね?!」




「こっちもか!大人げない!」



菅原さんと夜久さんが2人でつっこんでいるところを見るとこちらも仲が良さそうで嬉しくなる




「ぐっ‥そんなにニコニコ見られると胸が苦しい‥」




「すいません‥うちのマネージャーが可愛すぎて‥」





『‥?』





「挨拶!!」




大地と黒尾さんが声を揃えて言う



「ありがとうございましたーっ!!」




皆が大きな声で挨拶をしてそれぞれが手を振って別れを告げる





「花澄ちゃん、また連絡してね〜」



「花澄‥またね」




黒尾さんと研磨に大きく手を振る





「またなっ‥」





龍と猛虎さんが涙も鼻水も溢れるくらい泣いていた






なんか‥いい雰囲気だな‥




音駒高校とは初めて試合をしたけれども
初めてとは思えないような何か絆のようなモノを感じて胸がほっこりした










「それで‥また連絡してねって言われてたけど‥一体何人と連絡先交換したんだ?」



武田先生達の後ろを歩いていると
大地が腕組みをしながら横に並ぶ





『何人って言われても‥』





指をおりながら数えていると大地が盛大なため息を吐く





「はぁ‥音駒のマネージャーするって聞いた時から予想はしてたけど‥よくもまぁ新たなライバルをたくさん作ってくれたようだな‥」




『ライバル‥良きライバルって感じだったね!』




「まぁ‥うん‥」




『がんばろうねっ!』




大地を見上げてニコッと笑う





「っ‥そりゃ増えるか‥恋敵‥」






『?』




ぽんぽんと優しく私の頭を撫でてまた2人で歩き出す






「さー!お前ら!さっさと帰って練習するぞ!」




そうだ



今日は練習試合だから何回も勝負が出来たけれども



これが公式試合だったらもう一回はないから



その為にも
私達はもっと強くならないといけない





「ウス!」




みんなの目つきが明らかに変わった気がする







このメンバーなら



高みを目指せるんじゃないかと胸がドキドキと音を立てた




/ 404ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp