• テキストサイズ

ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第11章 *合宿 ネコとの出会い


みんなで挨拶をした後私はこの後の段取りの確認の為に後から来た潔子さんの元へと向かった



さっきの子‥研磨くんだったよね‥?


ということは黒尾さんも??




「花澄ちゃん?」




『あっ!潔子さん!荷物持ちますっ!』




「有難う、でも軽いから大丈夫だよ」






「はぅあっ?!」





『わっ?!』





潔子さんと2人で歩いていると突然大きな声が聞こえて身体がびくりと跳ねる




少し龍に似た雰囲気の男の子と目があって潔子さんとぺこりと頭を下げる


その後ろでは音駒のジャージを着た2人の人がハイタッチをしている





「やった!女子マネージャーいた!ハーゲンダッツゲット〜」







「女っ‥マネっ‥美っ‥かわっ‥」





『えっ‥顔真っ赤ですけど‥大丈夫ですか?』




心配になって近付くとさらに顔を赤くして逃げられてしまった





「ひぇっ?!なっ!可愛いすぎっ‥胸っ‥おぼえてろよォォォ!!」





「あっ!!猛虎さん!!美女2人がマネージャーだったからって逃げないで!!」



「そりゃ俺らもこんなに綺麗な人とこんな可愛い子だとは思わねーよな!」



叫びながら走って行った人を追いかけてその2人も行ってしまった








『えっ??なんて言ってたんだろう‥?泣いてた?私困らせちゃったのかな?』





戸惑っていると龍に頭をくしゃくしゃっと撫でられる





「花澄が人の事困らせる訳ねーだろ!行くぞ!迷子になんなよー!」





『あっ‥うん!』





体育館の中へ入って色々と準備を始めていると後ろから声を掛けられる





「よー!花澄ちゃん」




『黒尾さんっ!音駒だったんですね!こないだは有難うございました!』



ぬっと近付く黒尾さんはやっぱりとっても背が高くて上を見上げる



「また会えて嬉しーよ?今日は宜しくね?」




黒尾さんが大きな手で私の頭を撫でてから大地の元へ向かう




「今日は宜しくお願いします」



「こちらこそ今日は宜しくお願いします」





ニコニコと大地と黒尾さんが握手してる




それぞれの思いを抱えながらみんながコートへと歩いていく




「行くぞ」




大地と黒尾さんの声が重なった


/ 376ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp