• テキストサイズ

ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第11章 *合宿 ネコとの出会い


翌日目を覚ますと影山君の手は繋がれたままだった




起こさないようにそっと手を解いて



隣で大の字になって寝ている日向君の顔をつんつんとつつく







『日向君っ‥朝だよ?私朝ごはん作ってくるけど‥もう起きる?』





中々起きない日向君を覗き込んで耳元で話しかける





「ん〜っ‥あさ‥かわいい‥かお‥‥っ?!」




日向君がガバッと起き上がる





『おはよう日向くん!早起きするって言ってたから‥余計なお世話だったらごめんね?』




「いえっ!!そんなっ‥余計なお世話だなんてっ‥朝イチに可愛い花澄さんを間近で見れて最高です!!」





ニカーッと笑う日向君のオレンジ色の髪が朝日でキラキラと眩しい





『日向君はほんとに太陽みたいだね!じゃあ私朝ごはん作ってくるね!』




また後でねとふわふわ頭を撫でて立ち上がる





「はっ‥はひっ!!おなしゃすっ!」





バイバイと手を振って食堂へと向かって朝ごはんを作り始める





今日はこれが終わったらクリーニング屋さんにみんなのユニフォームを受け取りに行く予定だった






『さー!!今日も頑張るぞ!!』





朝ご飯を食べ終えて



みんなが体育館へ向かう頃には潔子さんも来てくれていた





『じゃあ私行ってきますね!』








武田先生に声を掛けて近くのクリーニング店へと歩いていく







「花澄ちゃんじゃねーか!ユニフォームできてんよ!」




顔馴染みの店長さんがユニフォームの入った大きい紙袋を渡してくれる





『有難うございますっ!』


ぺこりと頭を下げてユニフォームの入った袋を肩からかける





「相変わらず天使だね〜?ちょっと重いけど2袋も大丈夫?」





『大丈夫ですよ!みんなの為なので!』





みんなのユニフォーム姿を想像するだけで思わずにやけてしまいそうになる




「可愛い顔しちゃって‥俺も花澄ちゃんにマネージャーしてもらいたい人生だったわ!じゃあ気をつけてな!」






店長さんに挨拶をして合宿所までの道を歩いていく






「あれ‥白石さん?」




『え‥あっ!!岩泉さんっ!』



ジャージを着た岩泉さんがこちらに向かってくる
/ 404ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp