第11章 ＊合宿　ネコとの出会い

菅原side


狭い布団の中


2人の体温で一瞬で身体が火照ってくるのが分かる




周りには他の部員が寝てるし



いつ起きてくるかも分からないのに




腕の中に閉じ込めた花澄ちゃんを離したくなくて抱きしめる腕に力を込める



すでに反応した俺が大きく熱を持って抱きしめる花澄ちゃんのお腹にあたる





『っ‥すがさん‥お腹にあたってるのって‥』




ぶわぁっと布団の中でも分かるくらい花澄ちゃんの顔が赤くなる





「しー‥誰か起きちゃうかも‥」





『ンっ‥』





グリグリと俺の雄をお腹に押し付けて

可愛い声が漏れないように唇を塞ぐ





『んっ‥はぁっ‥ん‥』






俺の胸にしがみつきながら一生懸命キスに応えてくれる




『〜っ！』





西谷に触られていた柔らかい胸を両手でやわやわと揉みながら口内を舌でなぞっていく





「俺以外に触らせちゃダメだよって言ったでしょ‥？」






『ぁっ‥ン‥』





Tシャツの裾から


くびれに手を這わせていく




ぴくんと揺れる身体





お風呂上がりで何もつけていない胸を両手で包み込む







「まじでやわらけぇっ‥」






溶けるような熱いキスを繰り返しながら両手で胸を弄んでいると花澄ちゃんの身体がさらに熱くなる





ヤバい‥これ以上したらマジで止まれなくなりそう‥






「ね‥合宿から帰ったら‥最後までシていい‥？」







ぴくんと身体が揺れてとろりとした大きな目に見つめられる








『さいご‥まで‥？』









「うん‥最後まで‥」





何の事か分からずに俺を見上げてくる目をじっと見つめたまま続ける






「俺‥影山に負けないように頑張るからさ‥みててね？」





バレーはもちろん‥





花澄ちゃんの事も








『はいっ‥！私に出来る事なら何でもします‥！スガさんの努力‥みてきたのでっ‥』







さっきまでとろりと蕩けたような目をしていたのに





今度は力強く目を見開いて俺の両手をギュッと掴んで見上げてくる






「困ったな‥そんなギャップも更に好きになっちゃうじゃん‥」