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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第11章 *合宿 ネコとの出会い


菅原side


消灯時間になってドキドキとしながら花澄ちゃんの横の布団に潜り込む




いつもは男ばっかりの合宿の部屋に


隣に花澄ちゃんが寝てると思うだけでめちゃくちゃドキドキする



電気が消えて暫くすると
花澄ちゃんの横で嬉しそうにしていた西谷の声が聞こえなくなって


大きなイビキが聞こえてくる



それから少しすると隣の布団からすぅすぅと規則正しい寝息が聞こえてくる



「2人して子供みたいだな‥」




横に好きな子が寝てるってだけでこんなに幸せな気分になるんだ‥




可愛い寝顔を見ながら俺も目を閉じる





2人の事を子供みたいと思いながらも
ハードな練習をこなした自分の身体も中々お疲れのようで
すぐに眠気がやってきた













『おねがいっ‥ゆう‥起きてっ‥』








「ん‥?」





隣から戸惑うような
少し色気を含んだ声が聞こえてきてうっすらと目を開ける











『ふっ‥ぅ‥』








この声っ‥




バッと上体を起こして隣を見てみると寝相の悪い西谷が目を瞑ったまま花澄ちゃんを抱きしめて

あろうことかTシャツの中に手をいれている



寝ぼけててもそれはアウトだろ!





急いで西谷の腕の中から解放して
自分の布団の中に花澄ちゃんを引き込んで抱きしめる



柔らかい身体にあの夜の記憶が蘇る




それは俺だけじゃなくて花澄ちゃんも同じだったようで
抱きしめる身体が熱を持つ



顔を赤くしながらも
大きな目がまるで俺を強請ってるかのように見つめてくる


あまりに可愛すぎるその顔に一瞬合宿所だということを忘れそうになる






「‥そんな可愛い顔しないでよ‥襲いたくなっちゃうじゃん‥」




『〜っ!』




すると突然俺の身体にギュッと顔を埋めて抱きついてくる






「なおちゃんっ‥?!」




『顔真っ赤だから‥恥ずかしいから見ないでください‥』




ギュッと押しつけられる柔らかい身体


甘い香り









ガバッと布団を頭まで被せて花澄ちゃんの顎を掴んで上を向かせるとそのまま唇を奪う




ひとつの布団の中
重なり合う舌に心臓がうるさく音をたてる




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