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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第11章 *合宿 ネコとの出会い


東峰さんが私の濡れた髪を優しく撫でる

 



『そうでしたっ!旭さんのドライヤーお借りしてもいいですか‥?』



「もちろん!倒れても困るし布団に座りながら乾かしなよ」




「ロン毛のちょびひげがナンパしてる!」




「スガっ‥!ロン毛のちょび髭ってもはや悪口じゃないか?」






二人がいつものように仲良くわちゃわちゃとしているので私はドライヤーをかりてお布団の上で髪を乾かす



『旭さんっ!ドライヤーありがとうございました!!』



「おー!相変わらず髪サラサラだな〜」



「ロン毛ちょび髭がまた花澄ちゃん口説こうとしてる‥」





「じゃあそろそろ消灯するぞー?」




大地がみんなに呼びかけてから部屋の電気を消して


みんなでおやすみなさいをしてお布団に入る




「花澄の横とか俺ワクワクしすぎて寝れるかっ?!」



横を向くと目をキラキラとさせた夕と目が合う





『ふふっ‥みんなでお泊まり楽しいもんねっ!でも早く寝ないと明日もハードだよ?』



「くっ‥至近距離の攻撃力抜群‥髪下ろしてるのといい‥クる‥」




枕にバフっと顔を埋めた夕から
少しすると規則正しい寝息が聞こえてくる




いっぱい練習したから疲れてるだろうし
寝るのあっと言う間だったな



子供みたいで可愛いなと思っていると段々私の身体もお布団で温まってきて
寝息の音につられて睡魔があっという間にやってくる













『んんっ‥?なんかくるしいっ‥?』







何かに抱きしめられているような少し息苦しさを感じて深夜に目を覚ますと
寝相の悪い夕が私のお布団にまでやってきていて


抱き枕のように私の体をギュッと抱いている





抜け出そうと少し動いてみるけれどもビクともしないし

せっかく寝てるのに起こすのも申し訳なくて大人しくそのまま目を瞑る



「ん〜っ‥このふとんっ‥あったかくてやわらけぇっ‥」




『〜っ?!』





目を瞑ったままの夕の手がTシャツの裾からするりと入り込んできて直接素肌に触れる




『ゆ‥夕っ‥お布団じゃなくてっ‥わたしだよぅっ‥』



周りの人を起こさないように夕の耳もとで話しかける



一度眠ってしまった夕が中々起きないのは知ってたけど‥どうしよう!
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