第10章 *合宿 それぞれの想い
影山side
Tシャツで隠れているショートパンツの裾から指をするりといれる
「皆からは見えませんよ‥?」
擦り寄せる両腿を優しく撫であげてショーツの上をなぞる
くちゅりと音がして
すでに濡れている下着につい口角があがる
『だめっ‥!だれか来ちゃうかもっ‥』
顔を真っ赤にして潤んだ瞳で見つめてくる
食堂からは皆の笑い声がガヤガヤと聞こえてきて騒がしい
いつ誰が来るかもわからない状況なのに昨日あんな事をしてしまったからか自分の中で花澄さんへの気持ちが大きくなりすぎて止まることが出来ない
「エプロン姿‥可愛すぎるから‥その格好も反則です‥」
戸惑う花澄さんの唇にキスをしてそのまま口内を蹂躙する
俺に唇を塞がれて
両手は泡だらけのまま洗い物を持っているから身動きができない
『ふっ‥やぁっ‥だめっ‥』
ショーツの横から中指をゆっくりと花澄さんのナカに挿れていくとそれだけでビクッと跳ねる肩
片手で柔らかい胸を掴みながら赤くなる耳を優しく咬む
『ひゃっ‥かげやまくんっ‥』
俺の中指を花澄さんのナカが締め付ける
夢中で花澄さんの身体を弄ぶ
「影山ー?!おにぎりなくなるぞー!!」
日向の声が聞こえて花澄さんの身体がビクッとする
『んっ‥影山くん‥いかなきゃ‥』
自分では無意識なんだろうけど
もっとと強請るように俺の事を見上げてくる
そんな顔で見つめられたら最後までシたくて仕方がなくなる‥
天然の煽り上手には敵わねーな‥
「可愛い顔‥でもそんな顔で皆んなの前にでたらダメですよ?少し落ち着いてから来てくださいね?」
とろんとした瞳の花澄さんにもう一度キスをして優しく頭を撫でてからキッチンをでる
既に大きくなってしまった俺自身を隠す様に両手のポケットに手を突っ込む
「影山ー!!どこ行ってたんだよ!いっぱい食べなきゃ持たねーぞ!」
もぐもぐとおにぎりを頬張りながら味噌汁を流し込む日向
「言われなくても食ってる‥」
「坂道ダッシュ勝負な!!」