第10章 *合宿 それぞれの想い
目の前には余裕のない顔をした月島君の顔が迫る
私の敏感なところにするりと長い指が入ってきて
つい声をあげそうになるけれどもまたすぐにキスで唇を塞がれる
なんでこんな事になっちゃったの‥?!
そもそも私はまた人のベッドに入っちゃうなんて‥
ぐるぐると考えていると月島君の低い声が響く
「影山とも‥同じ事したんですか?」
くちゅり‥くちゅりと入り口を何度も撫でられてビクビクと身体が跳ねる
『んんっ‥むっ‥』
答えようとしてもすぐに月島君にキスをされるから答えられない
「否定しないってことはしたんですね‥中々帰ってこないからおかしいとおもったんですよね〜」
『ゃっ‥だめ‥恥ずかしいっ‥』
胸を弄ばれたり
私の恥ずかしいところを触られて顔が真っ赤になっているのが自分でも分かる
「恥ずかしいなら向こうむいておきましょうか?」
試合中にたまにみせる悪そうな笑顔で月島君がニヤリと笑う
『えっ‥?!』
力強い腕でくるっと簡単に身体の向きを変えられて布団から顔だけがでて
目の前には影山君がすやすやと眠っている
「声出したらすぐにバレますからね‥我慢してくださいよ?」
『んっ‥?!』
後ろから抱きしめられるようにして両手でやわやわと胸を包み込まれる
月島君の手が露わになっている胸の先端をキュッと摘んで私は小さく悲鳴を上げる
『ひゃっ‥!!』
「声‥漏れてますよ‥それとも他の奴に聞かれたいんですか?」
『ぅぅんっ‥やだ‥』
「僕も‥こんな可愛い声誰にも聞かせたくないんで、頑張って我慢してください」
そうは言われてもっ‥
さっきまで影山君にも触られて敏感になった身体
必死に両手で口を押さえて声を我慢する
『んっ‥ふぅっ‥んんっ‥!』
くちゅくちゅと私の入り口を弄んでいた指がゆっくりとナカに入ってきて身体がびくんと反応する
「気持ちいいですか‥?」
後ろから抱きしめられるように密着する身体
首筋で話しかけられてそれだけでビクビクと身体が跳ねる
『っ‥?』
腰あたりに感じる固くて熱いモノ
「すみません‥僕も我慢できそうにないです‥」