第10章 *合宿 それぞれの想い
月島side
こんな状況になったのは全部花澄さんが悪いと自分に言い聞かせて
もうどうしようもなく抑えきれない気持ちを全てぶつけていく
「僕は花澄さんの事が好きなのに‥ずっと我慢してたのに‥それをそんな無防備な格好で布団に潜り込んでくるなんて」
腕を伸ばして背中のホックをぱちんと外すと
支えるものがなくなった胸が解放されてふるりと溢れ出す
『ひゃっ‥なにするのっ‥』
「また‥声出てますよ?」
小さな声で囁くように耳元で喋るとパッと口元を抑える
想像以上に柔らかくて大きな胸をやわやわと揉みながら先端を摘んでやると抑えていた口から甘い声が漏れ出してくる
『んんっ‥むっ‥』
「えらいですね‥頑張って声我慢しててくださいよ?それか‥塞いでおきましょうか」
顎を掴んで上を向かせて小さな可愛い唇にキスをして
そのままゆっくりと口内に舌を挿入させる
『‥っ!!んっ‥』
「敏感なんですね‥可愛い。それとも‥さっきまで影山ともイケナイ事してたんですかね?」
『んぁっ‥だ‥め‥つきしまくんっ‥』
僕のTシャツをギュッと掴んだまま身体が大きくビクンと跳ねる
「もしかして‥胸だけでイっちゃったんですか‥?」
『ゃぁっ‥いわないでぇ‥』
何かを期待するように擦り寄せられた脚
はぁはぁと乱れた呼吸
潤んだ瞳で見上げられてドクンと心臓が跳ねる
誘ってんのか‥?
そんな訳ないのは頭では分かってるはずなのに‥
周りには他の部員が寝てて
いつ起きるかだって分かんないのに
それでも僕はこんな姿を見せられて冷静でいられるはずもなかった
「ここ‥触って欲しいんですか?」
無意識に擦り寄せている両腿の間に手を滑り込ませて
秘密のそこを中指でなぞる
『っ‥!!』
ビクンッとまた大きく身体が跳ねて
声をあげそうな花澄さんの唇を塞ぐ
「ちょっと触っただけですごい反応ですね‥直接触ったらどうなるんでしょうね?」
『っ?!』
唇を離すと顔をふるふると振って一生懸命に訴えてくるけれど
気付かないフリをしてそのままショーツの中に指をいれる
「っ‥すごい濡れてるじゃないですか‥」