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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第10章 *合宿 それぞれの想い


「うんまー!!!」


「うまっ‥美女2人のエプロン姿に美女2人が作ったご飯をたべる‥これこそが一番の疲労回復だな!」


夕と龍は相変わらずワイワイと楽しそうにご飯を食べている



でも良かった!皆んなたくさんご飯を食べてくれて沢山あったお料理はあっという間に空になった


「じゃあ、私帰るね?花澄ちゃんまたね?」



『はいっ!!潔子さんもまた明日!』


潔子さんが帰るのをお見送りして部屋へと帰る



みんなは広間にお布団を敷いて寝るのだけど
私が女の子1人だからって個室を用意してくれた



でも‥山口君が何か出そうって言うのを聞いて
なんだか怖くなってくる



『怖いけどっ‥大丈夫っ‥みんなも他のお部屋にいるんだしっ!』





ガタガタ‥っ





荷物を広げようとした時だった
窓の外で何か音が聞こえて私は悲鳴を上げる



『きゃー!!』


やっぱり無理かもっ‥怖いっ!!!



怖くなってしゃがみ込んでいるとドアをノックする音が聞こえる




「おいっ!!どうした?!開けるぞっ?!」

大地の声だっ‥
血相を変えた大地が部屋へ飛び込んでくる


思わず大地にギュッとしがみつく


『大地っ‥私もみんなとおんなじ部屋で寝てもいいっ‥?』


「ええっ?!花澄がいいならいいだろうが‥男しかいないぞ?」


『1人の部屋で何か出たら怖くて寝れないよっ‥みんながいてくれたら私怖くないからっ‥お願い?』


「はー、、仕方ないか‥武田先生に言ってくるけど‥一つ約束な?」


『大地ありがとうっ!』


「他の奴らに無防備な姿見せない事!分かったか?」


『はい!わかりました!』


ぽんぽんと私の頭を優しく撫でて大地が部屋から出ていく


「おーい!!悲鳴聞こえたけど大丈夫か?」


「花澄ちゃんなんかあった?!大丈夫?!」


東峰さんと菅原さんも駆けつけてくれる


『びっくりさせてごめんなさいっ‥何か出るかもと思ったら怖くなって‥』


「そうか‥確かに1人部屋は寂しいよな〜俺らと一緒に寝るか?」

冗談っぽく菅原さんが笑う


『はいっ‥一緒に寝たくて‥大地にお願いしました』


「へっ?!マジで?!あの部屋に花澄ちゃん来んの?!」


「それはまた‥布団の場所の争奪戦が起こりそうだなぁ〜」
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