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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第9章 *合宿 止まらない気持ち


練習が終わって帰る時に影山君に声を掛ける

『影山くん!!今日はジャージありがとうね!』

「いえっ‥次から困った事あったら言ってくださいね?」

『うんっ!影山君もだよ〜?じゃあまた明日ね!』

「うス‥また明日‥」

更衣室で制服に着替えて外に出ると
大地とスガさんが仁王立ちしている

『??どうしたの??』

「そりゃあね?あんな秘密なんか言われたら気になるよな〜大地?」

「そうだな‥気になるよな〜スガ?」

なんだか2人とも笑ってるけどすこしこわいっ?!

『それは‥言えないのっ‥秘密は秘密!!』

ブラジャーしてくるの忘れたから影山君にジャージ借りましたなんて恥ずかしくて言えないよ

また危機感が足りないとか怒られそう‥

スタスタと歩き出すとすぐに2人が前に回り込んでくるから進めなくなる

「逃がさないよ?」

私よりもはるかに背の高い2人が私の前に立ちはだかる

『〜っ!!もうっ‥わかった‥!!言う‥からっ!』

下を向きながら言うと2人が私の近くにしゃがみ込む


『‥下着っ‥つけてくるの忘れたの‥でもバレないかなって思ってTシャツに着替えて体育館に行ったら‥その‥』

2人を見ると目を見開いて固まっている

『か‥影山君がいて‥つけてないの分かるからってジャージかしてくれたのっ‥それだけ‥!』

「ほぉ‥」

「へぇ‥」

何も言わない2人に少しホッとする

『怒ってない‥?』

菅原さんがパッと立ち上がる

「怒ってないよ〜でも‥ね?やっぱり危機感足りないよね?」

続けて大地も立ち上がる

「そうだな‥あれだけ言ったのにな?影山にバレるとはな‥」

『うっ‥やっぱり怒ってる‥』


「じゃあ‥今もこの下は何もつけてないわけだ?」

「今日一日バレるかもしれないのに‥な?花澄はやっぱり恥ずかしい思いしないと分からないか‥?」

2人がじりじりと迫ってくる

『っ‥もう次はしないように気をつけるっ!』

パッとしゃがんで2人の間をすり抜けると後ろから大地に手を掴まれる


「絶対だからな?」

耳元で囁かれてビクッと身体が震える

『っ‥はいっ』

「分かったなら良し!」

やっと大地がいつもの笑顔に戻ってホッとする

「それじゃあ帰るべ!」

『はいっ!』

菅原さんもニッと笑うから私もつられて笑顔になる

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