第9章 *合宿 止まらない気持ち
「っ!気持ち良かったの‥?俺だったら触ってもいい‥?」
突然真剣な眼差しで見つめられてドキッとする
『ーっ‥!はいっ‥気持ち良かった‥です‥スガさんになら‥っ』
言いかけている途中で抱きしめられている力がさらに強くなる
「あんま可愛い事言って煽んないで‥今日は優しくしてあげたいのに‥」
『スガさんは‥どうしたら元気でますか?』
菅原さんがピクッと反応する
「‥今日あんな事があったから‥嫌だったら全然断ってくれて良いんだけど‥‥アイツが触ったところ‥俺が上書きしていい‥?」
耳元で話す菅原さんの声が真剣で私の身体も反応してしまう
『‥はい‥』
小さく返事すると菅原さんの声が少し弾むのがわかった
「っ!ありがとう‥優しくするから‥」
そう言うと菅原さんが私を抱っこして立ち上がる
『わっ?!』
次の瞬間
ベッドに優しく押し倒される
「嫌だったらすぐ止めるから‥言ってね?」
優しいけれど熱が籠った眼差しに私の心臓がドキドキと騒がしくなる
次の瞬間、菅原さんの顔が私の太ももに近付いてきて
ちゅっ‥と優しく啄まれる
『はぁっ‥やっぱり恥ずかし‥』
菅原さんの頭をぐっと両手で押すけれども
口付けは止まらない
「恥ずかしいのは我慢してね‥?アイツが触ったところ全部‥俺が‥」
少しずつ‥少しずつ
私の太ももの柔らかいところに触れるたびに
身体がビクビクとしてまたお腹の奥がキュウっとしてくる
あの人には触られて怖かったし全然気持ちよくなかったのに
今は菅原さんが触れるところ全てが熱を持って
気持ち良くて涙がでてくる
『んっ‥ぁ‥だめ‥やっ‥』
「可愛い声」
ショートパンツを押し上げて太ももの付け根ギリギリまで口付けがふってくる
「これ‥邪魔だから‥脱がしてもいい?」
菅原さんの手が私のショートパンツを掴む
『‥やだ‥恥ずかしいからっ‥』
ふるふると頭をふるけれど菅原さんがグッと力を入れてショートパンツを下ろしてしまう
「恥ずかしいのは我慢してねって言ったでしょ‥?」
全て脚から抜き去られて
私はキャミソールとショーツ一枚になってしまう
『っ!』
恥ずかしくて両手で隠すけれど菅原さんに優しく手をよけられる
「可愛い‥もしかして‥ここもアイツに触られた?」